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月刊タウン情報誌 庄内小僧

2008年09月30日 10:32

九州旅行編3

長崎は坂のまちです。






























神戸といい、坂のまちは風情があります。


9月下旬とはいえ、長崎はまだまだ暑い。
蝉が鳴く中、坂を登ると汗が流れてきます。
公園の木陰で休んでいると屋台のアイス屋さんを発見。



長崎名物「チリンチリンアイス」です。
シャリシャリした氷の食感が気持ちよく、練乳のような
懐かしい味がします。
1つ100円。


でも、やっぱり喉が渇いた~。



「ビール、ビール」と心の中で呪文を唱えつつ
長崎一の繁華街「思案橋」をうろちょろ。

郷土料理の「一二三亭」へ。

ビールをグイッと流し込み、
長崎の地酒「六十餘洲」を呑みつつ、長崎名物の
鯨の刺身や角煮をつまんでいると…

「どこから来たの?」

と女将さん。

やっぱり旅行者は一目でわかるようです。

この女将さんが気持ちのいい人で、
長崎の食べ物やお酒のことなどなど、いろいろ面白いことを
話してくれました。

ほろ酔い加減で会計を済ませ、席を立とうとしたら、
隣で飲んでいたサラリーマン風の人が

「遠くからわざわざ来てくれたなら、ぜひおすすめしたい店がある
長崎では酒の〆は餃子が定番なんだ。
この近くにうまい店があるから、餃子二皿を頼むといい」

とのこと。ならばとその店「雲竜亭」へ。

アドバイス通り、餃子二皿と注文し、巨人-阪神戦の
中継を眺めつつビールを飲んでいると

「はい、餃子二人前お待ち」



親指大の大きさの一口餃子
たしかにこれなら二人前はいけそうです。

酢醤油にひたして
アツアツをパクリ。

外はカリッと中はジューシー。そしてニンニクが
ガツンときいてます。

サラリーマン風の人、ありがと~。




長崎には二泊。二日目は長崎港で海を眺めたことも
あって、日曜日で市場が休みと知りつつも
魚が食べたくなり、宿の近くの寿司屋「天扇寿司」へ。

酒のつまみに「ちょっとだけど」と言いつつ、
サービスで自家製の漬物を山盛りでだしてくれたり、
ここの人たちも気さくでいい人でした。

おまかせでいろいろ握ってもらいましたが、
一番のヒットは赤ウニ!

庄内ではウニといえばムラサキウニやバフンウニが主流ですが、
赤ウニは初めて。

ウニといえば濃厚な甘みとコクが持ち味ですが、
その強い味がダメという人もいます。

ぜひ、赤ウニを食べてください。

ウニの風味をしっかり感じさせつつ、
あとくちは波が引くようにスッキリとして上品な味わい。

暖かい地方でなければ食べられないそうですが、
見つけたらぜひ、お試しあれ。



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