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九州旅行編3
長崎は坂のまちです。
神戸といい、坂のまちは風情があります。
9月下旬とはいえ、長崎はまだまだ暑い。
蝉が鳴く中、坂を登ると汗が流れてきます。
公園の木陰で休んでいると屋台のアイス屋さんを発見。
長崎名物「チリンチリンアイス」です。
シャリシャリした氷の食感が気持ちよく、練乳のような
懐かしい味がします。
1つ100円。
でも、やっぱり喉が渇いた~。
「ビール、ビール」と心の中で呪文を唱えつつ
長崎一の繁華街「思案橋」をうろちょろ。
郷土料理の「一二三亭」へ。
ビールをグイッと流し込み、
長崎の地酒「六十餘洲」を呑みつつ、長崎名物の
鯨の刺身や角煮をつまんでいると…
「どこから来たの?」
と女将さん。
やっぱり旅行者は一目でわかるようです。
この女将さんが気持ちのいい人で、
長崎の食べ物やお酒のことなどなど、いろいろ面白いことを
話してくれました。
ほろ酔い加減で会計を済ませ、席を立とうとしたら、
隣で飲んでいたサラリーマン風の人が
「遠くからわざわざ来てくれたなら、ぜひおすすめしたい店がある
長崎では酒の〆は餃子が定番なんだ。
この近くにうまい店があるから、餃子二皿を頼むといい」
とのこと。ならばとその店「雲竜亭」へ。
アドバイス通り、餃子二皿と注文し、巨人-阪神戦の
中継を眺めつつビールを飲んでいると
「はい、餃子二人前お待ち」
親指大の大きさの一口餃子
たしかにこれなら二人前はいけそうです。
酢醤油にひたして
アツアツをパクリ。
外はカリッと中はジューシー。そしてニンニクが
ガツンときいてます。
サラリーマン風の人、ありがと~。
長崎には二泊。二日目は長崎港で海を眺めたことも
あって、日曜日で市場が休みと知りつつも
魚が食べたくなり、宿の近くの寿司屋「天扇寿司」へ。
酒のつまみに「ちょっとだけど」と言いつつ、
サービスで自家製の漬物を山盛りでだしてくれたり、
ここの人たちも気さくでいい人でした。
おまかせでいろいろ握ってもらいましたが、
一番のヒットは赤ウニ!
庄内ではウニといえばムラサキウニやバフンウニが主流ですが、
赤ウニは初めて。
ウニといえば濃厚な甘みとコクが持ち味ですが、
その強い味がダメという人もいます。
ぜひ、赤ウニを食べてください。
ウニの風味をしっかり感じさせつつ、
あとくちは波が引くようにスッキリとして上品な味わい。
暖かい地方でなければ食べられないそうですが、
見つけたらぜひ、お試しあれ。
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