山王くらぶで傘福

月刊タウン情報誌 庄内小僧

2009年03月23日 11:44

遅ればせながら、山王くらぶに傘福を見に行ってきました。

取材ではお邪魔したことがありますが、お金を払って見るのは初めて(スミマセン)
展示は4月3日(金)までです。

すっかり有名になった酒田の傘福ですが、これだけ揃うと壮観の一言。







これら全てが手作りと思うと頭が下がります。


傘福は、その昔、子どもが生まれた時にその子の成長を願って観音堂に奉納したことがはじまりといわれています。
飾り物にはそれぞれ意味があって、例えばこの「トウガラシ」



トウガラシは虫除けの効果があるので、「娘に悪い虫がつかないように」との意味だそう。
深い…。

ほかにも、子孫繁栄を表す「ネズミ」、財の象徴「打ち出の小槌」、夫婦和合を願う「二股大根」などなど。中には庄内名産の「メロン」や「口細カレイ」なんてものもあって、眺めているだけで楽しくなります。



連休と「おくりびと」効果もあってか、大勢の観光客で賑わっていました。



梅の古木も見事な花を咲かせています。庄内もようやく春ですね。

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